はじめに
「七五三の準備」と聞くと、まずなによりも「衣装選び」を思い浮かべるのではないでしょうか。
どんな服にしようか、髪型はどうしようか……などなど、つい想像がふくらみますよね。
でも我が子に何が似合うのか分からない!
そんなお悩みに衣装選びのコツを教えます☆

☆衣装選びのポイント☆
【1】子供の好みを聞いてみる
衣装選びは親の好みだけでなく、子供たちの好みも重視すると良いです。
子供が好きな色や柄を取り入れることで、より自分らしい雰囲気を出すことができますよ☆
デザインや色を選び、自分自身で選んだ衣装を着ることで、より一層七五三の日を特別なものと感じることができるでしょう。
【2】似合う色を選ぶ
似合う色を知るためには、まず自分の子供の肌色を知ることが大切です。
赤みがかったピンク色の肌色の場合は、青みの強い色合いの衣装が似合い、黄みがかった肌色の場合は、暖色系の衣装が似合う傾向があります。
また、自分の子供の髪の色や瞳の色を考慮すると、似合う色がわかってきます。
髪の色が明るい子供には、明るい色の衣装が似合いやすく、逆に髪の色が暗い子供には、深みのある色の衣装が似合いやすいと言われています。
また、瞳の色によっても似合う色は異なります。例えば、茶色い瞳の子供には、赤や紫、黒などの深みのある色が似合いやすいとされています。
顔の輪郭についても、面長の子供には、衿が広くてフリルのついた衣装が似合いやすく、丸顔の子供には、衿が細くてすっきりとしたシルエットの衣装が似合いやすいと言われています。

【3】年齢や性別に合わせた伝統的な色とデザインを選ぶ
伝統的な色やデザインは、長い日本の歴史や文化を背景に持ち、その美意識や願いを形にしたものです。
七五三の際にこれらの衣装を選ぶことで、子どもへの祝福や願いを強く感じることができます。
3歳(女の子)
- 色: 主に鮮やかな赤が一般的。赤は邪気を払う色とされ、幼い子供を守る意味合いがあります。
- デザイン: 花や鳥、雲などの伝統的な柄があしらわれることが多い。特に松や鶴、亀などの長寿を象徴する柄や、宝の持ち腐れを意味する宝尽くし柄などが用いられることが多い。
5歳(男の子)
- 色: 羽織は紺や緑、茶色などの落ち着いた色が主流。
- 袴もこれらの色に合わせて選ぶのが一般的です。
- デザイン: 無地のものや、小さな柄のものが多い。龍や鳳凰、鷹など、力強い動物や神話の生物を模したデザインが好まれることがある。
7歳(女の子)
- 色: 緑や紫、赤などの伝統的な色合いが多い。
- 打掛の場合、背景色が金や銀で、華やかな柄が施されることが多い。
- デザイン: 鶴や松、花などの伝統的な柄が多く使用される。特に、鶴は千年の寿を、亀は万年の寿を意味するため、子どもの健やかな成長と長寿を願う意味合いで用いられる。

【4】ヘアスタイルを決める
七五三の撮影で髪型に迷った際のポイントを紹介します☆
年齢や性別に合わせたシンプルなスタイルが人気です
- 3歳の女の子:シンプルなボブやショートカットが基本ですが、ロングヘアの場合はポニーテールやおだんごヘアにすると可愛らしくなります。
- 5歳の男の子:短めのヘアスタイルが多いですが、整髪料で軽くセットし、キレイにまとめるだけでも印象が変わります。
- 7歳の女の子:ロングヘアの場合は三つ編みやハーフアップ、おだんごヘアなどが定番。髪飾りを加えるとさらに華やかに。
いかがでしたでしょうか?
七五三の衣装選びは、子供の成長を祝う大切な儀式の一部です。
伝統的なデザインや色、流行のデザイン、どちらも選ぶ価値があります。
選び方のポイントは・・・
目的の再確認:伝統的な儀式としての意義か、家族の記念撮影としての位置付けか。
子供の意向の尊重:子供が快適に着られるもの、気に入るものを選ぶ。
衣装選びを一緒に楽しみ、家族の絆を深める良い機会にしましょう!